商業施設内の点検口から油と汚水が下の階までに滴り落ちたその理由と原因とは?

6月2日、神奈川県内にある商業施設の天井ボード貼替工事の現地調査へ伺いました。

天井ボード3枚貼替だけ済む工事内容なのですが、その理由が驚くもの。なんと、上の階にある飲食店から油が躯体を伝って下の階の点検口から滴り落ちたそうです。

たしかに点検口内部は、油が固まっていて臭いが充満していました。

一見するとわかりにくいのですが、上の階の飲食店の保険で工事ということなので、今回その工事のご依頼をいただいた次第です。

実は、こういった商業施設やテナントビルに多いのが、こういった上の階からの漏水や油落ち、汚水漏れの問題。

以前、友人が店長を務める飲食店でも、上の階から躯体を伝って汚水が下の階に落ちて来て、運悪くお客さんの鍋料理の中に落ちて大問題になったそうです・・。

 

でも、中々こういった施設内部の関してわかりにくい部分なので、放ったらかしにするテナントさんが多いのですが、実は今回の問題は「グリストラップをしっかりと清掃・処理していない」という人為的な事故。

コストを下げようと、従業員さんが日々清掃していたそうですが、そのような結果が今回の事故を招いてしまいました。

 

お客さんへの対応、下の階の運営会社さんとの対応、商業施設との対応、保険会社との対応と、本来の業務以外の労務が発生し、事故を起こしたテナントさんの店長さんは疲労困ぱいになっているそうです。コストを下げようとし安かろう悪かろうになってしまうとこのような事例が発生します。ぜひ気をつけてくださいね。

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