年1回の「特別清掃」ってどんなものが清掃対象?1回だけ依頼する単発清掃とどう違うの?

毎年、世間様がお盆休み中はビルメンテナンス業界というのは実は繁忙期。その理由は、年1回の特別清掃や修繕・改修工事を企業さまが夏季休暇中に行う一斉に発注するからです!

特別清掃とは、徐々に汚れが溜まっていき、毎月清掃するほどでもないけど確実に汚れが蓄積され、年1回ほど清掃をしないと、本来の機能を発揮しなくなったり、汚れが取れなくなってしまう箇所を清掃することです。汚れがヒドい場合は、清掃会社によっては、多めに金額を払うことになりますので注意してくださいね^^;

 

単発(スポット清掃)と特別清掃の種類や解説は記事の最後にご紹介します!

 

まずは、年3回の床清掃契約をしている、給食センターの特別清掃をお盆休み中に行った様子をご紹介!作業箇所が多いので12人態勢でこちらの現場に臨みました^^

こちらの物件は、約5mぐらいの吹き抜け部の天井・壁面・照明清掃があるため、ローリングタワーを組んで作業を行います。

いつも協力してくれるビル・マンション専門の足場屋さんにご協力してもらい、ローリングタワーを施設内に作りました!友人ということもあり、特別にお安くしてくれるので、予算が厳しくてもどうにかしてくれます^^

給食センターなのでしっかりとホコリは落とさないと、食べ物に混入してしまうため、ローリングタワーに登って天井や壁面、照明についたホコリや汚れなどをちゃんと取り除きます。

他にも、15基あるレンジフードのグリルフィルター清掃。これが7人でやって丸1日掛かりましたが、普段から給食センターのスタッフさんが小まめに清掃をしているおかげでこれだけの時間を要するので、まるっきり手をつけていない状態だったら倍以上の時間が掛かっているところです^^

照明清掃も今回の特別清掃の内容です。191台328本と少しボリュームが多いので2人組2チームで1階と2階の照明清掃を行います。設置状況によって取り外したりと清掃仕様が決まっている物件です。

その他にも空調点検も行いました。

 

さて、特別清掃と聞くと「どこが対象なのかわからない…」と思いますので、年1回必ず清掃をした方が良い対象をまとめてみました。

  • ブラインド清掃
  • 屋上清掃
  • フードレンジ清掃
  • グリストラップ清掃
  • エアコン(壁掛け型・天カセ型)清掃
  • 照明清掃
  • 換気口清掃
  • カーペット清掃
  • 貯水槽清掃(定期清掃契約を結んでいない場合)
  • 排水管高圧洗浄(定期清掃契約を結んでいない場合)
  • 汚水槽清掃(定期清掃契約を結んでいない場合)
  • 床面剥離清掃(定期清掃契約を結んでいる場合)
  • 外壁清掃
  • 看板清掃

 

なかには床清掃・ガラス清掃なども年1回だけ行うというご依頼もありますが、単発清掃(スポット清掃)は、ご依頼から当月内か来月内に行うことが多いです。反対に特別清掃とは、あらかじめ「この月に年1回の清掃を行う」という契約(予定)をしていることを特別清掃と呼んだりします。

つまり、契約(予定)を結んでいるか結んでいないかで、単発清掃と特別清掃に分類されます。

 

単発清掃はご依頼から当月内もしくは翌月内と急な依頼という事もあり、作業員を確保するのに時間が掛かったりするので割高になります。ですが、最初の契約の段階で〇〇月に年1回の単発清掃の依頼をしておくと、前もって作業員の確保や作業予定日も確保しやすいので、単発清掃より安くできます。

 

清掃会社に依頼する場合は、「〇〇の清掃を見積お願いします!良ければ年1回頼みますので!」と伝えると、清掃会社も特別清掃と判断し、価格を落とせることが多いです。でも、その旨を伝えないと清掃会社は単発清掃と判断して、見積金額が高くなります。忘れないようにして下さい!

 

あっ、でも“安くしたいから最初にそう言うんだ!”と勘違いしないでください!作業の質や対応スピードが良ければ翌年もちゃんと依頼してくださいね^^

 

特別清掃・単発(スポット)清掃についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
・現在頼んでいる定期清掃の価格は妥当なのか
・今より丁寧な作業をしてくれる業者はいないか
・定期清掃のコストを下げたい
・どのような頻度で定期清掃を頼めばいいか
もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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