聞いたことない「沈砂槽」「雨水貯留槽」「井水貯留槽」とは?わかりやすく徹底解説します!

あまり聞きなれない言葉ですし、今回の記事は「ビルオーナー」さんや「施設管理者」さん向けになるかと思います^^;
というわけで、2022年9月に3棟の公共施設の「雑用水槽」「井水貯留槽」「沈砂槽」「雨水貯留槽」「浮遊物除去槽」の各槽内清掃を行いました。

今回は、2022年9月に行った施工事例を踏まえて、各槽設備の解説やメンテナンス方法を解説していきます。

沈砂槽ってなんですの?

沈砂槽(ちんさそう)は、水の中に混ざっている不純物や異物を沈殿させて取り除くための設備です。一般的には、水処理プラントや飲料水施設、建物などで使用されます。
沈砂槽は、水の流れを緩めて、水の中に浮遊している不純物や異物を沈殿させることができます。通常、沈砂槽は狭くて深いタンク状の構造をしており、水をゆっくりと流し込んで、沈降させます。沈降した不純物は、タンクの底に沈んで、清浄な水は上部から排出されます。沈砂槽は、水を浄化するために必要な処理の一つであり、効率的に運転されることで、高品質な水の供給が可能となります。

沈砂槽は定期的に「清掃」が必要となる設備です

沈砂槽は、定期的な清掃が必要です。不純物や異物が沈降した後、定期的に除去することで、沈砂槽の効率を維持し、浄水処理の品質を保つことができます。沈砂槽の清掃には、以下の手順が一般的に行われます。

  1. 沈砂槽を空にする:清掃を開始する前に、沈砂槽内の水を完全に排出します。これにより、清掃作業がより効果的に行われます。
  2. 不純物の除去:沈砂槽の底に沈んでいる不純物や泥などをスクレーパーなどを使用して取り除きます。取り除かれた不純物は、別の場所に移動して処分されます。
  3. 洗浄:沈砂槽内部を高圧洗浄機やホースで洗浄します。この作業により、残った泥や汚れを取り除きます。
  4. 再充填:清掃が完了した後、沈砂槽を水で再充填します。このとき、水流が均等になるように注意します。

沈砂槽の清掃は、専門的な技術や機器が必要な場合があるため、専門の業者に依頼することが推奨されます。また、清掃の頻度は、沈砂槽の大きさや使用状況によって異なるため、定期的な点検とメンテナンスを行うことが重要です。

雨水貯留槽とは?

雨水貯留槽は、雨水を貯めて利用するための構造物で、屋根から流れる雨水を収集し、貯留槽に貯めます。貯留された雨水は、家庭の洗濯やトイレの水など、さまざまな用途にまた、地域の水不足解消や自然環境保護にも貢献することができます。
雨水貯留槽は、一般的にプラスチック製やコンクリート製のものがあり、大きさや形状は様々です。また、貯留槽の設置場所や形状によって、地下式、地上式、屋内式などがあります。
雨水貯留槽の利用には、一定の注意点があります。例えば、貯留された雨水は、消毒や濾過などの処理を必要とします。また、貯留槽内部の清掃も定期的に行う必要があります。
雨水貯留槽は、水資源の節約や地域の水不足解消、自然環境保護に貢献することができるため、注目を集めています。

雨水貯留槽は定期的に「清掃」が必要となる設備です

雨水貯留槽清掃とは、雨水貯留槽と呼ばれるタンクや貯水槽の内部を清掃することです。これらの槽は、屋根から流れ落ちた雨水を貯めて利用することができますが、しばしば汚れや泥がたまってしまい、そのまま使うと健康や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、一定の周期で雨水貯留槽を清掃することが必要とされています。

清掃作業は、通常は専門の清掃業者によって行われます。作業内容には、貯留槽の中の汚れや泥を排出するためのポンプを使用し、内部を洗浄することが含まれます。また、槽の外側にあるフタや蓋も取り外して、清掃後にきちんと閉じることが必要です。清掃によって、雨水貯留槽から安全で清潔な水を取り出すことができるようになります。

今回の記事は「ビルオーナー」さんや「ビル管理会社」さん向けの記事という感じです^^

建物を長期間維持するためには、小まめなメンテナンスは必要不可欠となりますので、業者からのメンテナンス方法や提案など毎年定期的に耳を傾けることで、集客率が上がる建物へと繋がっていきます!

清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
・現在頼んでいる定期清掃の価格は妥当なのか
・定期清掃の年間コストを下げたい
・今より丁寧な作業をしてくれる業者はいないか
・どのような頻度で定期清掃を頼めばいいか
もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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