先日、貯水槽清掃を行った藤沢市にあるテナントビルのテナントさんから床定期清掃をご依頼頂き、1月26日の作業に入る前、「まずは剥離清掃をして新規に下地材と新しいワックス」と考えていました!
ですが、前回の床清掃は5年前ということで、既存ワックスは全然ありません。そのため、ワックスという保護材がないので、床材自体に傷がかなり入り込んでいる状況です!
今回は、剥離清掃をしなくてもワックス層の減膜をして、剥離清掃と同じようなキレイな仕上がりになるマコムオリジナル洗浄方法を試しに行いました!
ポリッシャーから希釈洗剤を出しながら洗浄するのが今では一般的ですが、それだと絶対水分量が少なくキズに入り込んだ汚れは落とすことができないので、やはり希釈洗剤を漬け置きするのがキズに入り込んだ汚れにも浸透するので一番汚れが落ちやすいですね!
今回は希釈用の水以外に、2種類の洗剤を同時に使っています。また、専用の目が細かいパッドで洗浄することで、従来の床清掃方法みたいに研磨力が強いパッドでキズを付けながら洗浄するのではなく、もの凄く平滑に洗浄することができるので、既存ワックスを剥がす剥離清掃と同等の仕上がりが“洗浄だけ”で行えます。
時間的コストなども減らすことができるので、導入後お客さんから「早くてキレイ!」と喜ばれることが増えてきましたよ^^
さて、30分ほど希釈洗剤を漬け置きしたあと、洗浄を始めてみると床材に付着、キズに入り込んだ汚れがハンパないです…。
元々あるワックス層がそんなになかったので、2種類の洗剤を漬け置きでワックスなどがコーティングされていない、ツヤもない床材本来の地になりました!剥離清掃と同じようなことが、短時間で尚且つ滑らない!
今後の定期清掃を考え、床材に入り込んだ汚れを特別な洗剤を希釈して落とし、完全に汚れがなくなった時に「下地剤」と「黄変・黒ずまないクリアなワックス」を塗布することを考え、今回は亜鉛などを含まないクリアな仕上がりになる樹脂ワックスを2層塗布しました。
全体に汚れは落ちたのですが、2回の洗浄で落ちない床材に入り込んだ汚れがチラホラあるので、3か月間同じ方法で洗浄することで、床材本来の色味が復活できるのが、マコムオリジナルの洗浄方法です!
今後の定期清掃で完全に床材に入り込んだ汚れが除去したら、下地剤を2層と高耐久性ワックスを2層塗布して、表面洗浄→バフィングで黄変、黒ずまない床面が維持できます!
ビフォーアフターはこんな感じです^^
黒ずんでいる箇所も、今後の減膜施工でドンドン汚れが落ちてキレイになってきます^^
コロナ禍で、リモートワークや時短営業など、これまでの経営体制では立ち行かなくなっている企業様・店舗様は経費削減が急務になっています。
私たちビルメンテナンス業界としても、従来のクリーニング方法やメンテナンス方法にこだわらず、新しい方法・工法を見出し、従来の施工方法に見劣らない内容でお客様に提供できるよう日々努力しております^^
清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
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