2022年8月末に、渋谷区にある介護施設さんの雑排水管が破損して床に排水が流れてきてしまっているので早急に工事完了をしたいとのことで、月を跨いでしまいましたが排水が少ない2022年9月16日の夜間に雑排水管のMD継手交換工事を行いました！

雑排水管の破損箇所は、地下にある機械室の天井部。破損してからは、雑排水が天井からダダ漏れしてきているので、常駐の設備員の方が応急処置的に排水を排水口へ流しているという状態です。

破損した排水管がある箇所はかなり狭く、人1人しか作業を行えません^^;

まずは、既存排水管を覆っている保温材を撤去していきます。

次に既存継手を撤去していきます。…常に両手を上げての作業なので痺れてきます^^;

…既存継手を見てみるとかなりサビが溜まっている状況でしたね！

既存継手が撤去出来たら、用意してきた新しい継手を段ボールから出し、接続準備をしていきます。

接続する場所が狭い天井部ということで、開封後に一度どのように接続するかを事前にチェックします！

新規継手も重いので、2人掛かりで持ち上げていきます。

1人が新規継手を持ちながら、もう1人がボルト固定をしていきます。事前に固定部を確認していたので、スムーズに接続が行えました！新しく接続したMD継手がこちら！

継手は接続したからといって、そこで工事が完了ではありません。新しい継手から水漏れしてしまっては意味がないので、他のフロアから排水して水漏れが無いか排水テストを行います。

しっかりと水漏れが無いことを確認してから、最後に保温材を新しくした継手にかぶせて修繕工事は終了です^^

目に見える箇所の排水管の破損は、家庭用であればホームセンターや工務店に頼めば即日交換できますが、ビルやマンションなどの雑排水管は、既存の部品を一度調べて部品発注。さらには、建物用途によって交換できる時間帯なども限られるので、即日交換はできないと考えておきましょう！

その為にも、日々の点検や専門業者による定期点検をお願いしておくと、いざというトラブルが少なくなります。

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