家に帰ってきたら部屋が下水臭い…!そんなときは「排水管高圧洗浄」をすぐに検討ください!

「貯水槽清掃」「高架水槽清掃」を年1回行っている川崎市新百合ヶ丘にあるマンション兼店舗ビルの入居者さまから「洗濯排水から臭いが上がってきている…」とご相談を受け、現地調査を行った結果、数年間排水管洗浄を行っていないことが判明し、5月18日に各戸及び共用部トイレ・給湯室の排水管高圧洗浄を行いました。

8階建てのマンションになるため、吐出ホースは大目に用意しておきました。

作業効率を8階までホースを持っていき下へ垂らすことで、下階から上階へ移動する際、ホースが絡まなくて済みます。

まずはテナントが複数入っている2階の共用トイレと給湯室の排水管高圧洗浄を行っています。高圧洗浄は下階から上階へ行っていくのが基本になります。

後日、作業報告書を送るので報告書用の写真撮影は欠かせません。

2階が終わりましたら、3階から8階までが居住スペースになります。居住スペースは「キッチン排水」「浴室排水」「洗濯排水」「洗面排水」が洗浄箇所になります。

また塩ビ管が細いところはサクションポンプで作業を行います。※土足OKの事務所だったので靴を履いていますが、通常は玄関で脱いで作業を実施します。

今回は事前に入居者様へビルオーナー様から通達し、不在のところはビルオーナー様立会いの元、カギを開錠し作業を行うことできました。こちらのマンションは、来月も汚水槽清掃で入らせて頂きます^^

「部屋が下水臭い…」と感じたら排管のぬめりや硫化水素発生の可能性

自宅に帰ってきて玄関ドアを開けたら部屋が「下水臭い…」という経験したことありませんか?

集合住宅の場合、排水管は系列などもありますがすべて繋がっているため、「クサい!」と感じるのはあなたの家だけではなく他の家も感じています。その場合、集合住宅内のいずれかの配管に独特のぬめりがあり、硫化水素などが発生している可能性があります。

予めお伝えしておきますが、排水管の清掃は給水設備と違い、法的点検はありません。ですが、排水管の悪臭や詰まりなどのトラブル防止には定期的な雑排水管の清掃を実施することが望ましいです。

放っておいても悪臭が消えることはありません。そのままにしておくと余計に悪臭が酷くなります…。戸建にお住まいの場合は私たちマーケティング・コミュニケーションズのような専門業者へ、集合住宅にお住まいの場合は、管理会社・オーナーさんへすぐ相談しましょう!

排水管高圧洗浄の建物によって清掃頻度が違う!

一般的には排水管高圧洗浄は、戸建の場合3年に1回程度、マンションなどの集合住宅では1年に1回程度の清掃頻度です。

マンションといった集合住宅では1つの建物を共有して暮らしているので、住民はすべて運命共同体です。一つのトラブルはみんなのトラブルになりかねません。集合住宅の排水管洗浄は、住みやすさの保険として1年1階の定期的な実施が一般的です。1世帯だけ排水管高圧洗浄を行っても原因汚れを除去しないことには意味がありません。

排水管には常に水が流れていて、独特のぬめりがあり、中が汚れると硫化水素などが発生し、長時間そのままにしていると腐食が始まりサビが付きます。最悪漏水事故を招く可能性もあるのです。

マンションオーナーさんは、入居者さんが快適に過ごせるよう定期的に排水管高圧洗浄を行っていきましょう。放っておくとSNSなどを通じて悪意ある物件情報が広まり、入居率は下がることも…。

未実施の部屋があると詰まりが発生したら他の部屋に漏水も…

排水管高圧洗浄を行わない世帯があった場合、そこから詰まって水があふれてしまい、床が水浸しになってしまう可能性もあります。

最悪の場合、溢れだした水が床材や躯体を伝って下階まで漏水してしまうことがあります。マンションの管理組合で加入する、火災保険(施設賠償責任保険を特約でつける)もありますが、区分所有者が加入する「個人賠償責任保険」が特約でセットになっています。

保険全適応になる場合もありますが、全額適応されないこともあるので、入居者負担・オーナー負担がどのくらいになるかは話し合いになることもあります。

そういったムダな出費を抑えるためにも、排水管高圧洗浄で配管をキレイにして漏水リスクを軽減させましょう

入居者の生活スタイルなども把握しておきましょう!

「排水管高圧洗浄」を発注するのは、オーナーさんや管理組合さんになります。

その為、排水管高圧洗浄は作業当日在宅(※空き部屋はカギをお借りします)が必須です。作業を行う前に入居者さんがどのような人なのか、どのような生活スタイルなのかを把握しておきましょう。日本語が通じない外国籍の方や、土日関係なくシフト勤務で仕事をしていて、作業当日に在宅が難しい居住者さんもいらっしゃいます。

ですので、オーナーさん・管理組合さん、もしくは弊社に清掃作業告知を行う際、全世帯の生活スタイルを把握し、発注者+施行者が情報を共有する必要があります。基本的に排水管高圧洗浄を行う際は、在宅率が高い土日で施工を行います。

その世帯だけ別日となると、作業代金と合せて人件費が高くなりますので、土日勤務の世帯など告知をすることで親族者の立会い、もしくはオーナーさん・管理会社さん立会いで作業を行うようにしましょう。

排水管高圧洗浄でご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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