台風24号によるマンションベランダの隔て板が壊れる被害が深刻…。

9月30日から10月1日未明に掛けて関東地方を襲った台風24号による暴風が凄まじかったですよね。
2階以上に住んでいる方は時折強い風を受けて「建物自体が大きく揺れた」と聞きました。

 

台風一過になった10月1日は、その被害状況が徐々に明らかになってきました。

以前より弊社ブログ記事「マンションベランダの避難壁を壊してしまった!修理はいくらぐらい?」はYahooやGoogleなどの検索エンジンで1位と上位表示されていることから1日から電話やメールフォームにお問い合わせが殺到しています。

中でも神奈川県内では川崎市(宮前区・高津区・多摩区など)の被害が多く、そのエリアに住んでいる方や管理会社、管理組合からご連絡を頂きましたが、今回はその中でも一番被害が酷かった「隔て板、枠ごと」をご紹介します。

川崎市宮前区のマンションベランダですが、管理組合長さんからご連絡を頂きまして、お電話を頂きました翌日の3日に現地調査へ伺いました。

よくボード破損でもお問い合わせを頂きますが、枠ごとはかなり深刻です。台風通過時は相当な強風だったことがうかがえます。さっそく会社に戻ってから見積作成&提出。そういった改修工事は早め早めに行わないとですね!

 

また、お問い合わせを頂く際、お電話口で「概算でいくら掛かりますか?」と聞かれるのが多いのですが、既設のボードの厚さ・既設のアンカー・ブラケットの破損・搬入経路の導線確認・在宅の場合施工時間調整などの兼ね合いもあるので、一概に「コレぐらい掛かります」とは言えません。現場を見てみないとわからないのが改修工事です。

 

たまに「別の業者は電話口でこれぐらい掛かると言われたけど…」と言われますが、あくまで参考価格を伝えることがほとんどです。安いからと頼んでみたら「ここも交換」「ここが破損している」と追加料金が発生し、結果的に高くなるケースが多いです。

 

また、取り急ぎの応急工事として安くすませようとお考えの管理会社さんや管理組合さんもいらっしゃいますが、ボード張替などの見栄えだけの工事になってしまい、アンカー打ち込みなどしっかりとした工事を行わないと、次に強い風や横殴りの雨、早期の経年劣化を招く恐れがあるので、マンション共用部ということでちゃんした工事を行わないと責任問題で裁判まで発展するケースもあります

ご予算の問題もあって「とりあえず直ればいい。また壊れたらその時はその時でまた業者を探す。」ではなくて、しっかりと現地調査・改修工事をしてこの先10年以上を考える方がコスト的にお安くなります。

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