厳しい基準のフロアケアで床清掃の美観向上・耐久性向上させ月額コストを下げませんか?

マーケティング・コミュニケーションズでは、2015年より床面定期清掃を「ドライ管理化(ドライメンテナンス)」を進めています。

ドライ管理とは、従来のウェット作業(洗浄後に新しいワックスを塗る)のデメリット「樹脂ワックスの塗り重ねによる黒ずみ・黄変色」「けものみち防止」「剥離溶液による環境破壊」などを起こさない作業方法です。

そもそもなぜ、清掃会社のほとんどが定期的に床面にワックスを塗っているのでしょうか?

  • 光沢が無くなったから
  • お客さんが光沢を出さないとクレームになるから
  • ある程度光沢を出しておけば清掃した感が出るから

色々な考えの清掃業者はいますが、ワックスを塗る本来の意味は「床材の保護」です。光沢などの美観のためではありません。しかし、ワックスの成分には光沢を出す成分が含まれている為、「ワックスを塗る=キレイになる」という勘違いがあります。

 

従来の「ウェット管理」方法とデメリットを解説

でも、実際ワックスを塗り続けることで、隅が黒ずんできて時期を見て古いワックスを剥がす“剥離作業”を行わないと美観が損なわれてしまいます。これが作業員増員や溶液などコストを上げてしまう原因。まず、従来の床清掃→新しいワックス塗布(ウェット管理)のやり方を見てみましょう。

新規床材、または剥離清掃後の床材にワックスを2枚塗布します。
1ヵ月後の定期清掃でワックスを塗りたします。洗浄で取り除けなかった汚れの上にワックスを塗っていくことになります。人の歩く真ん中はワックスが少しずつ削られます。
1ヵ月1回の定期清掃を1年続けます。どんどんワックスを塗った結果ワックスの層は厚くなります。また人の歩かない隅の方はどんどんビルドアップ(ワックス層が厚くなること)していきます

 

文章やイラストだけではイメージが付かないと思いますので、実際の写真をご覧ください。

人の歩くところは意外とキレイです。その理由は「歩行により表面の汚れが削られている」からです。それに比べて隅の方はだんだんと黒ずんできます。
これはとんでもないことになっていますね!ワックスを塗り続けた階段の踊り場です。この写真は、清掃してもらう人(オーナー)と清掃する人(業者)の捉え方が全く変わります。

 

極力ワックスを塗らずに剥離を必要としないドライメンテナンスを解説

では、私たちが行っているドライメンテナンスはどういったものか?

それは剥離作業をせずとも黒ずみにならず「光沢」と「耐久性」を10年以上も保てるメンテナンス方法です。実際に5年以上、10年以上剥離清掃を行わず、しかもワックス塗布は2~4回とわずか数回だけ。

ドライメンテナンスの導入事例がこちらです。

ドライメンテナンスを導入している物件は、いずれも5年以上剥離清掃を行わずに、それでいて美観が長続きし耐久性も持続しています。ウェット管理と同じように、ドライメンテナンスの考え方をイラストで解説します。

ドライメンテナンスを導入する場合、初期にドライ専用のワックスを多く塗ります。また、密着性・耐久性を持たせるためにシーラー(下地剤)は必ず塗布します。下地剤とワックスで4層~6層ほど塗ります。
1ヵ月もするとワックスの光沢が少し落ちてきます。表面に付着した汚れを洗浄で落とし、乾燥後バフ掛けしていきます。ドライ用ワックスは多少柔らかく、熱で光沢が復元できるようになっています。
この作業を定期清掃に入るたびに行います。極力ワックスを塗布しない為、汚れやホコリをワックス内に取り込む(ビルドアップ)をさせないため、大幅に剥離の期間を延長することができます。歩行頻度に応じて年1~2回ほどワックスを塗布する場合もあります。

 

既存ワックスを活かしてドライメンテナンスへの切り替えは可能ですが、その場合ワックス内で発生しているビルドアップは除去できません。また、ワックスが残っていないと光沢値と耐久性はでませんので、一度剥離清掃をする必要があります。

 

密着不良を起こすと耐久性やグランドキャニオン現象を起こすので必ずシーラー(下地剤)は塗布

ドライメンテナンスに限らず、新規床材や剥離清掃後は必ず『シーラー(下地剤)』を塗布します。

ハウスクリーニング業者さんやハウスクリーニング業上がりから独立した業者さんは、剥離作業費を貰っているのにも関わらず、下地剤を塗らずにそのままワックスを塗布してしまいます。しかし、Pタイルなど吸収性が高い床材などは、その後の光沢値と耐久性が大きく変わってきます。

 

また、シーラー(下地剤)を塗布しないと、ワックスの密着性が悪くなるので、1年も経たずに下記のような床面に凹凸ができる『グランドキャニオン現象』が発生します。

つまり、剥離の頻度を早めてしまう原因が、清掃業者の洗浄方法・ケミカル剤・シーラー(下地剤)やワックスの仕上剤などの施工方法などに問題があります。

 

従来のワックス皮膜が黄変していてこれが重なってくると黒ずみの原因になる

実は、清掃業者が使用するワックスやホームセンターで売っているワックスの皮膜は黄変しています。これが塗り重なってくると、黒ずみの原因となり、本来の床材の風合いがなくなります。

洗浄を行っていても段々と床面は黒ずみ、美観を保つためには剥離清掃を行って古いワックスを取り除きます
左側は従来のワックスを使用し1年経過した床面。右側が私たちが施工して1年経過した床面。

 

マーケティング・コミュニケーションズで使用している、ワックス皮膜は透明なので、言ってしまえばワックスなのですがワックスというより『コーティング』をするような感覚です。ワックスの種類が違うとお考えください。

従来のワックスと私たちが使用しているワックス、試しに10層塗布し比較してみましょう。

<従来のワックス10層>
<使用しているワックス10層>

5つのテクノロジーを擁するケミカル剤と徹底された作業手順と厳しい基準により、「黄変しない」「黒ずまない」「ハイクオリティな美観維持」を10年以上剥離不要のフロアケアを実現します。

 

具体的なドライメンテナンス導入の流れ

<床面洗浄後>
<シーラー1層目>
<シーラー2層目>
<ワックス1層目>
<ワックス2層目>
<ワックス3層目>
<ワックス硬化・レべリング調整>
<透明度が高い皮膜ができあがり黒ずみません>

それ以降の定期清掃は、洗浄→バフィングで仕上げていけるため、毎月の定期清掃のコストを下げることができます。

 

ドライメンテナンス導入のメリット

Point:1 ワックス塗布
>ドライメンテナンスの場合
基本的にはワックスを磨いて傷を補修
>従来の工法
作業時に毎回塗布。転倒事故の危険性大
Point:2 施設運営への影響
>ドライメンテナンスの場合
ワックスの乾燥がないので、立入禁止時間やエリアが少ない
>従来の工法
ワックスの乾燥時間が必要なので立入禁止時間が長い、範囲が広い為、利用者や管理者の負担大
Point:3 剥離清掃
>ドライメンテナンスの場合
10年に一回程度(適正管理で20年以上不要)
>従来の工法
年1回。転倒事故の危険性大。多量の有害成分。剥離廃液は産業廃棄物扱いになりコスト増。
Point:4 美観・耐久性維持
>ドライメンテナンスの場合
長期間美しい美観を維持しながら耐久性も落ちない
>従来の工法
ワックスが1年で変色し黒ずみ長期間の美観と耐久性の維持は困難

 

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