2021年11月に会議室のカーペット清掃を行った、神奈川県相模原市にある運送会社さんから、「今度は事務所をレイアウト変更したのでカーペット清掃をして欲しい」とご依頼をいただき、2022年1月30日にカーペット清掃を行いました。
2社で使用していた事務所棟の1室ですが、1社が別フロアに移動したため、事務所内をレイアウト変更。カーペットの磨耗具合も場所場所で異なります。まずはアップライトバキュームを使って、カーペット内部のドライソイルを回収していきます。
全体的にゆっくりとバキュームを掛け終わったら、汚れ具合から少し洗剤希釈高くした前処理洗剤をカーペットに撒き、10分ほど反応時間を置きます。
この前処理剤噴霧は、手動加圧式噴霧器や農業用噴霧器だと表面付着せず内部の汚れまで届きません。なのでマコムでは吐出力が強い噴霧器を使用し、1㎡あたり水分量を多くして内部の汚れまで分解できるよう噴霧していきます。
前処理剤が乾かないように様子をみて、反応時間をおいてから摩擦によるアジテーション作業に移ります。
全体的を隅々までアジテーション(摩擦洗浄)していきます。
アジテーション(摩擦洗浄)が終わると、次に汚水回収作業を行います。リンサーとも呼ばれている作業工程で、アルカリ洗剤を使用する前処理剤に対し、酸性洗剤を希釈したリンサー作業はカーペットを中和させることで仕上りが変わってきます。
カーペット洗浄は『中和』が大事!
カーペット洗浄を髪の毛と例えると、皮脂などの油分汚れはアルカリ性のシャンプーで落とします。ですが、シャンプーだけだと髪の毛は乾いた後、ゴワゴワ・ギシギシになりませんか?酸性成分のリンス・コンディショナーをします。それよって、髪の毛本来のふんわりした仕上りになりますよね。カーペット洗浄も同じです。
カーペット清掃の一連の工程で回収したカーペット内部の汚れがコレ!
カーペット内部の汚れは普段見えず、歩行頻度が高い場所がけもの道みたいになってきて「汚れてきた!専門業者に依頼しよう!」と考えるケースが多いと思いますが、そうなるとかなりの重汚染になっているので、1回のカーペット洗浄だけで汚れをすべてリセットするのは正直難しいです…。
歩行頻度や前回カーペット清掃をいつやったのかにもよりますが、歩行導線が真っ黒になっているということは「かなりの汚れが蓄積している」ということ。つまり、同じ箇所を何度も洗浄しなければ除去できないということです。ですが、カーペット自体のパイルが劣化していて場合は汚れは落ちません。
数年間カーペット清掃をやったことがなく汚れがかなり蓄積していて、且つ面積が広い場合、数チームに分かれて作業を行うので『人件費』が掛かります。また、汚れの汚染具合で使用する洗剤量も増えるので『資材費』も掛かります。ちなみに、安さを売りにしている清掃会社は、何度も洗浄作業を行いませんのでご注意ください。
ですが、やはり安くキレイにしてもらいたいというのが本音だと思います。「清掃業者に頼むのは年1回ぐらいが理想…」そういった場合は、毎日カーペット内部にドライソイル(乾いた汚れ)を回収するべく、カーペット用バキューム(アップライトバキューム)をやることが大事になってきます。
p class=”well2″>清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
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もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。