【適切な窓ガラス清掃の頻度って?】ビルや建物の窓ガラスの寿命が延びる清掃の頻度をご紹介!

ビルやマンション、店舗や施設などの窓ガラス清掃は素人には難しく、ほとんどの場合は定期的に清掃業者に任せることが多いです。

では、清掃業者に依頼した場合、どのような流れで現地調査から窓ガラス清掃が行われるのでしょうか?

また、窓ガラス清掃をどれくらいの頻度で清掃作業を行うべきかと、気になるオーナー様や施設管理者も多いと思います。

 

そこで今回は、ビルやマンション、老人ホームや店舗など、様々な建物用途の窓ガラス清掃を行っているマコムが、窓ガラス清掃の流れとおススメの作業頻度について詳しく解説していきます。窓ガラス清掃についてご検討・お悩みの方は、ぜひ一読ください。

■ビルやマンション、店舗や老人ホームなどの窓ガラス清掃の流れ

ビルやマンション、店舗や老人ホームなどの窓ガラス清掃は、「フルハーネスによるロープ高所作業」「ゴンドラ」「伸縮ポール」「スライダーハシゴ」「脚立」などいくつかの器具を使った方法があります。

1~2階ぐらいの低所であれば「伸縮ポール」「スライダーハシゴ」「脚立」などを用いて窓ガラス清掃を行いますが、3~10階建てぐらいの中層のビルや建物の場合は、「フルハーネスによるロープ高所作業」で窓ガラス清掃を行います。常設ゴンドラが設置されている物件は、ゴンドラを使用します。

少し前だと「ブランコ作業」と呼ばれていましたが、落下事故が多く作業員のケガなども多く、今では法改正も行われ、安全性を追求した「フルハーネス」と「メインロープ」「ライフライン」を使用することが義務付けられています。

参考資料:ロープ高所作業の労働安全規則(外部資料)

 

作業の流れ①:お問い合わせから現地調査!窓ガラス清掃方法の確認

どのように窓ガラス清掃を進めるのがベストなのかを判断するため、汚れ具合も含めて窓ガラス清掃前に見積もりを兼ねて現地調査を行います

この時に、常設のゴンドラの有無やロープ作業で窓ガラス清掃を行うか、他の資機材は必要かなどを判断します。また、現地調査時に内側の室内、窓側に荷物はどのくらいあるのかを見させてもらう場合もあります。

歩行量が多い場合は、道路使用許可の申請や誘導員の手配などの準備を行う事も必要があるのかも調べます。

 

作業方法がロープで下降することが決まった場合、荷重をかける丸環だったり鉄柱などの強度も調べたり、常設ゴンドラで作業の場合はゴンドラ可動の有無など、現地調査は屋上の調査も必要になってきます。作業面積と屋上などを確認してから作業計画書と御見積書を提出となります。

 

作業の流れ②:いざ作業当日!まずは立入禁止エリアとロープアクセスの設置

お見積りの金額にご納得して頂いてから作業日の予定をお伝えして、いざ作業当日!まずは、地上部分、ロープ作業を行う作業エリアにカラーコーンで囲いを作り、作業中の汚水が建物の歩行者に掛からないようにします

作業エリアの囲いが設置できたら、屋上に上がり常設ゴンドラの準備、もしくはロープを垂らしてロープアクセスの設置作業を行います。しっかりと固定されているのかを確認してから、作業開始となります。

 

設置作業の様子をGoproで撮影した動画がこちら!

 

作業の流れ③:専用のシャンプーとスクイジーで汚れを落とす

フルハーネスに付けている下降器(ID)にロープを取りつけ、荷重が掛かったら下降してガラス清掃を行います。

以前までは専用洗剤をつけたモップ(シャンプー)と水を切るスクイジーは持ち替えながら作業を行っていました。ですが、作業効率と器具落下防止の観点から、シャンプーとスクイジーがセットになったものを使うのが主流になっています。

Goproで窓ガラス清掃の様子を撮影した動画がこちら!

シャンプーとスクイジーが一体型になっているため、水切り時の汚水が下に落ちないように設計されています。また、このシャンプーとスクイジーのコンビにも落下防止の伸縮ゴムを付けて、物件での事故やトラブルを防止しています。

作業の流れ④:内側の窓ガラス清掃

作業面積が少ない物件であれば、ロープ作業を終えてから内側のガラス清掃を行いますが、作業面積がある場合は外側・内側と同時進行で行います。また、内側のテナントさんの業務を妨げないよう、外側ガラス清掃は平日、内側ガラス清掃の作業日は土日祝という作業予定で行う物件もあります。

平日に外側・内側の窓ガラス清掃を行う場合は、あらかじめタイムスケジュールをテナントさんに告知して、作業前に挨拶と注意事項を説明してから作業を始めます。作業が終わりましたら再度挨拶して退出させて頂きます。

『外側と内側の窓ガラス清掃の作業日を分けてほしい』という、ご要望がありましたら現地調査時にお伝えください。

 

作業の流れ⑤:後片付けと完了のご報告。後日作業報告書を提出します

ご依頼頂いた指定箇所の窓ガラス清掃が完了したら、後片付けを行い、依頼主様、もしくは管理事務所などに完了報告を行います。作業チェックをして頂く物件もあるので、ある程度の作業道具は片付けず、手直しを迅速に行うようにしておきます。

忘れ物がないか、作業前に外壁や取りつけ器具が破損していた箇所はないかなどをチェックします。

後日、メールもしくはレターパックで作業報告書と請求書を郵送させて頂きます。

窓ガラス清掃を行うおススメの作業頻度は?

窓ガラスが「汚れてるな~」と気付くときには、かなり汚れが蓄積されています。窓ガラス清掃を行わずに、そのまま汚れを放置していると汚れだけではなく、紫外線などでガラス焼けを起こし、うろこ状になって窓ガラス清掃だけでは落ちなくなり窓ガラスの寿命を縮めてしまう可能性も

 

ただ、曇りガラスの場合は、汚れの蓄積は一般窓ガラスと同じですが、年1回くらいの作業頻度でも汚れは目立ちません

 

ですが、窓ガラスはそうもいきません。汚れの蓄積は目でダイレクトに見れるし、来客が多いテナントや店舗は来客として来たお客さんにも目に付いてしまいます。そうなると「あそこ、ガラス汚いし清掃がいきわたっていない…」って思ってしまいますよね。飲食店だったら致命的な問題になってしまいます!

 

一般的な窓ガラス清掃であれば、おおむね2か月1回くらいの清掃頻度で窓ガラス清掃を行うのがおススメです!

 

ですが、車通りが多い道路に面している物件や商業施設などは、ホコリや油、排気ガスの影響をモロに受けやすいので、1ヵ月1回の頻度で行うのがベストとされています。窓ガラスをキレイに保ち、ガラスの寿命を最大限に伸ばしたいのであれば、1ヵ月~2か月1回が窓ガラス清掃の理想的な清掃頻度です。

 

では実際に窓ガラス清掃を頼むといくらぐらいになるのか?

窓ガラス清掃の作業の流れやおススメの清掃頻度が伝わったところで、やはり一番気になるのは清掃料金だと思います。

窓ガラス清掃を清掃業者に依頼した場合、作業面積などにも異なりますが、単発清掃を依頼した場合、100㎡=15,000円~25,000円ぐらいが相場です!㎡単価でいうと120~350円ぐらいでしょう。

また、建物構造によっては『足場(ローリングタワー)』だったり『高所作業車』が必要となる場合もあって、その場合は別途費用が掛かりますので、清掃業者とよく話し合ってみましょう!

 

もちろん、1回1回窓ガラス清掃を依頼するのではなく、年○回と定期的な依頼にすると清掃料金はいくらか割引されます。単発清掃でやってもらった清掃業者に満足したら、清掃業者に定期清掃の見積もりを依頼することをおススメします!

窓ガラスを1~2か月の清掃頻度で、ビルや建物、店舗の外観をキレイに保ちましょう!

ビルや建物の窓ガラス清掃の流れとおススメの頻度をご紹介しました。

窓ガラス清掃は、基本的に1~2か月に1回行うほうが美観はもちろん、ガラスの寿命を延ばすことでも理想的です。また、今回ご紹介した大まかな窓ガラス清掃の流れを知っておくことによって、その建物を利用する人にも配慮することができますし、現地調査時の打ち合わせや作業前の細かい要望なども伝えることできるでしょう。

 

  • 「窓ガラスの清掃をどこに頼んでいいのかわからない…」
  • 「CMでやっているクリーニング業者はビルなどの高所はやっていないと言われた…」
  • 「今の清掃費を安くしたい…」

そうお悩みのオーナー様や管理者様はぜひマコムにご相談ください。経験豊富な有資格者のスタッフが建物を安く丁寧にキレイにします^^

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