中小規模修繕工事などでお世話になっている、川崎市のマンション管理組合さんから今年も『排水管高圧洗浄』のご依頼を頂きました。今回は、2月に行った作業の様子をご紹介しながら“排水管高圧洗浄作業の流れ”を解説していきたいと思います。
50世帯以上が住むマンションでは、2~3班に分かれて作業を行うので車載型の大型高圧洗浄機を使用します。高圧洗浄専用の車両と言ってもいいかもしれません。
まず最初に作業を行うのが『共用部の外枡(横引き管)高圧洗浄作業』です。先に居室などの専有部から排水管高圧洗浄を始めてしまうと、万が一、外枡が詰まっている・固形物が固着している場合、あふれ出てしまいます。先に洗浄の排水の通りを解消するために、外枡から作業を行います。
後日、マンション管理組合さんやオーナーさんに提出する作業報告書のために、作業前中後の写真を必ず撮りながら作業を行っていきます。
各埋設の外枡高圧洗浄が終わると、次に建物の横引き管の高圧洗浄を行います。
各お部屋の『キッチン排水管』『浴室排水管』『手洗い排水管』『洗濯排水管』を洗浄ノズルホースとサクションポンプで行っていきます。作業を始めるのは下階からになります。また、各世帯にお邪魔させて頂く際は、床や壁コーナーのクロスなどに傷を付けないよう、洗浄ホースには養生マットを仕込んで作業にあたります。
作業時、お部屋にお邪魔させて頂く作業員は2~3人です。なるべくお邪魔する時間を短くさせるために、正確・スピーディーな作業を行っていきます。まずは洗浄ノズルホースを持った作業員が、キッチン排水管洗浄を行っていきます。ちなみにどこから始めるかは入居者さんの希望を聞きます。
続いて、浴室排水管の高圧洗浄に移ります。
最期に洗濯パン排水管の高圧洗浄。こちらは作業日の約1か月前に各世帯に告知書を配布し、作業日には洗濯機の周りに物がないようお願いしています。
以上が洗浄ノズルホースによる排水管高圧洗浄の対象箇所になり、洗面台などの排水管は管が細いため、洗浄ノズルホースで行うと水圧で破損してしまう恐れがあるので、サクションポンプで行うのが通常になります。
入居者さんによっては、洗面系統や浴室系統などキャンセルを希望される方もいるので、作業当日に作業員に申し付けることも可能です。その場合、未実施箇所があってもみなし実施とし、代金が安くなるということがございませんのでご了承ください。
後日、在宅率や作業結果・所見、施工写真をまとめた「作業報告書」をお送りいたします。
ご依頼から作業当日、アフターサービスまでの排水管高圧洗浄の流れ
1.排水管高圧洗浄の御見積もり・ご依頼
排水管高圧洗浄をしたことがない、または既存清掃業者から切り替えを検討しているのであれば、一度ご相談ください。また、前回作業の作業報告書などがございましたら、下記のメールフォームに作業報告書を添付していただければ、すぐに御見積りさせて頂きます。
電話などは、他の電話対応や現場入りして留守で出れない場合もあるので、メールでのお問い合わせをおススメしています。
2.見積承認から作業候補日をお伝えします
3.排水管高圧洗浄 作業当日
4.排水管高圧洗浄 作業後
5.アフターサービスについて
洗浄完了後12か月間は、清掃効果を保証するために、この期間に発生した排水不良に関しては無償にて対応させて頂きます。ただし、居住者の過失に起因する詰まり及び配管不良の場合には、これを保証対象外とさせて頂き、有償での対応になりますので予めご了承ください。
いかがだったでしょうか。今回は、排水管高圧洗浄のご依頼から作業当日の流れ、アフターサービスについてまとめてみました。マンションやアパートの排水管高圧洗浄は、1年1回など定期的に行う事で、詰まりの原因の除去や臭い防止にも繋がってきます。詰まってからの作業となると、高額な料金が発生することも多いので、事前に防げるものは防いでいきましょう。
清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
・現在頼んでいる定期清掃の価格は妥当なのか
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もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。