剥離剤などを使わず毎回の洗浄でワックスが減ってそのうち剥離されてしまう減膜作業とは?

2022年3月から新規で始まった、神奈川県藤沢市にある工場の床面定期清掃物件。作業仕様は元々、洗浄→バフィング仕上という形で決まっていようで、前の清掃会社さんがどのようなワックスを使用していたのかわからないし、ワックスの中に汚れが結構入っているんですよね^^;

床面洗浄範囲が共用部の廊下のみなので、専有部の鍵を預かっていないため養生ができないため剥離清掃もできず…。となると残る一手はワックスを溶解して徐々にワックス皮膜を減らしていく『減膜洗浄』です!まずはワックスを溶解する洗剤を床面に塗布していきます!

少し反応時間を置いてから専用の洗浄パットをつけ減膜洗浄していきます。今回は通常のポリッシャーではなく、洗浄力が高い「バルチャーオービタル」という振動型ポリッシャーで作業を行います。

洗浄後はウェットバキュームを使い、汚水をしっかり回収します。

床面を乾燥させ、均一に減膜できているのかをチェックします!ポリッシャーのように洗浄痕は残らず、均一に減膜していますね^^

今回はワックス層を3層減膜したという理論作業をして、新しい床ワックスを1層塗布しました。

清掃会社の多くが、青や赤パッドなどのパッドを使い、表面に着いた汚れだけを除去する従来の施工方法ではワックスは減膜しません。されても0.5層ぐらいの微々たるものです。そこに新しい床ワックスを塗布していくことで、ワックス皮膜が厚くなり清掃会社自身で剥離清掃の頻度を早めてしまう、っていう矛盾に繋がります。

マコムで行う「床ワックス皮膜減膜施工」のイメージはざっくりとこんな感じです!

もちろん、単発で古いワックスを除去するのは「剥離清掃」の方が早いですが、定期的に床清掃に入っている場合は、毎回この減膜施工で既存の床ワックスを研削するので、数回施工しただけで剥離清掃の仕上がりと同等の品質になります。ワックス減膜施工の作業事例がこちら!

施工前
施工中
3か月後(3回目施工)

「清掃会社はどこも一緒。違うのは価格だけ。」と思われている方も多いでしょうが、定期清掃をご依頼頂いた物件に関して“必ずキレイを維持する”というスローガンを上げているマコムでは、こういった他社と差別化することで契約数を伸ばしてきています。

「床清掃業者を変えたい!」とお考えであれば、一度ご相談頂ければと思います。※単発1回の作業でワックス皮膜を全て除去して!という方は剥離清掃のみになります。

清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
・現在頼んでいる定期清掃の価格は妥当なのか
・定期清掃の年間コストを下げたい
・今より丁寧な作業をしてくれる業者はいないか
・どのような頻度で定期清掃を頼めばいいか
もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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