ビルや店舗の床清掃や剥離清掃はハウスクリーニング業者に頼んじゃいけない!その理由とは?

ホームページをご覧いただいた方から「テナント契約をした場所が汚いので剥離清掃をして欲しい」とご依頼を受け、2022年8月8日に厚木市に現地調査へ伺いました!

現状引渡ということもあり、それまでのテナントさんが利用していた形跡が分かるほど床が汚れていましたね…。私たちマコムに相談される前にフランチャイズ系ハウスクリーニング屋に見積もりしたそうですが、その価格が妥当なのかというのも含めてご相談されました!

60㎡で200,000円以上…。た、たかすぎよ…。それぼったくりよ…。

通常、口頭で金額を伝えることはせず、見積書を書面として発効するのですが、今回はあまりのぼったくり見積額だったので、特別に駐車場代などを含めた金額をその場お伝えしたところ、即承諾!そりゃ半額以下になるんですからね^^

そんな感じで、お盆休みもあったことから8月22日に剥離清掃を行いました!クロスは張り替えるとのことだったので、今回は壁養生なしでの作業です!まずは剥離剤を床面に塗布していきます。

床コンセントは配線が既に死んでおり、通電できないということでテナントビルオーナーさんが取り外すとのことだったので、こちらも養生なしで塗布していきます^^

少し反応時間を置いてから洗浄していきます。今回もバルチャーオービタルという振動型ポリッシャーで洗浄!その様子を動画に撮りました^^

洗浄後は汚水をウェットバキュームで回収します!…なぜかコーナンのシールが付いていますが、こちらのウェットバキュームはコーナンでは売っていません(笑)

バキュームし終えたら、中和剤を撒いて再度汚水を回収していきます!水で中和させる清掃業者もいますが、水だとアルカリ成分が残るのでその後のワックスが密着不良を起こす原因になるので、酸性成分の中和剤を塗布することで、その後の仕上がり・耐久性にも影響が出ます

ワックスを1層塗布したら、使用した資機材の洗いと積込をして、ワックスの乾燥が確認できたら2層目のワックスを塗布していきます。その後、2層目が確認できて最終チェックを行います!

剥離清掃のビフォー&アフターがこちら!

テナント・店舗・ビルの清掃はビルクリーニング業者に頼まないと値段・仕上りと全体的に損をする!

床清掃・ガラス清掃・カーペット清掃など、「清掃をお願いしたい」と考えたのなら真っ先に思いつくのがダ●キン、おそ●じ本舗などのフランチャイズ系ハウスクリーニング会社だと思います。テレビCMなどでバンバン宣伝してますしね!

でもですよ!私たちマコムのような“建物全体”の清掃を行っているビルクリーニング業者とハウスクリーニング業者の値段設定は大きく異なります。掘り下げてみると作業内容も異なります!

というのも、ハウスクリーニング業者は言ってしまえば『ハウス=家』をターゲットにしています。キッチン・水廻りなどに関してのプロです。そのため、家の床ワックス清掃は、施工面積数も少ないことから人件費割れをしないようハウスクリーニング業者の㎡単価は高めに設定されています。

反対にビルクリーニング業者は、名前の通り『ビル・商業施設・店舗テナント』をターゲットにしています。ビルクリーニング業者は建物全体を行い、施工面積数が多いので㎡単価を下げることができます。

両業者はビル・テナント・店舗清掃の経験値やノウハウの蓄積が大きく異なる

ハウスクリーニング業者とビルクリーニング業者の、建物清掃に関しての言ってしまえば「経験値」「ノウハウ」が全く違います。

たとえば、床材1つにしても「Pタイル」「フローリング」「塩ビ長尺シート」「長尺シート」「リノリウム」「御影石」など色々あります。それぞれに特徴があり、メンテナンス方法が異なります。

ビルクリーニング業者は、1階エントランスは御影石、共用部はPタイル、専有部はカーペット、塩ビ長尺シートなど建物全体を清掃・フロアメンテナンスを行っていて、毎日様々なビルのフロアメンテナンスを行っています。

しかし、ハウスクリーニング業者は、これら床材を「ハードフロア」という一括りにすることが多く、適切なメンテナンス方法を知らずに清掃を行っていることがあります…。

過去に経験したのは、「今の清掃会社の仕上がりがヒドイ」とご相談を受け、現地調査に伺ったら“御影石に樹脂ワックスを塗っていた”ということもあれば、リノリウム材を知らずに剥離剤を撒いて床材を溶かした、なんてこともありました。

もちろん、ハウスクリーニング業者すべてがそうではないと思いますが、少なからず床材に関して経験値が低いハウスクリーニング業者もいることも事実です。

ビルクリーニング業者でも会社概要・サービス一覧も注目ポイント!

床清掃や剥離清掃など、各清掃をお願いする場合やはり数社からの相見積もりをお勧めします。同じ施工方法でもやはり金額面は業者ごとに異なります。

金額面は予算もあるので非常に重要なポイントですが、見積りをお願いしたい施工事例も見ることも大切ですし、なにより会社概要やサービス一覧を確認することも大事なポイントです!

…実は“ハウスクリーニング業者の中でもビルクリーニング業者を名乗っている”場合もあるんです。

 

どういうことかというと、ハウスクリーニングというのは個人宅をターゲットにしているので、基本的に単発仕事が多いです。月安定した売上を出したい・稼ぎたいという会社は、ビル・店舗・テナントなどの定期清掃の仕事がどうしても欲しいのです。

ビルクリーニング業者だと思って発注したら、ハウスクリーニングをメインにしている会社で、前の業者より仕上りが悪くなった!なんてことも良く聞く話です…。

ハウスクリーニングの価格はバッチリ記載があるのに、ビルクリーニングに関しては明確な数字がない会社には注意してくださいね。また、インスタなどのSNSにはこの「ハウスクリーニング&ビルメンテナンスやってます!」が非常に多いです。「プロです!」って謳っている会社もなるべく避けましょう!

ビルメンテナンスというのは、自動ドア点検や消防設備点検などを行う建物設備、貯水槽・汚水槽・空気環境測定などを行う環境衛生など、建物すべてを管理・維持することです。清掃だけではありません。清掃しかやっていないのにビルメンテナンス会社を名乗る業者がめちゃくちゃ多いです!

もし業者選びで迷ったら、清掃管理・設備管理・環境衛生管理・各種新規工事、更新工事をやっているマコムにご相談ください。

清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
・現在頼んでいる定期清掃の価格は妥当なのか
・定期清掃の年間コストを下げたい
・今より丁寧な作業をしてくれる業者はいないか
・どのような頻度で定期清掃を頼めばいいか
もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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