3月28日の夜11時から藤沢G・HAPPYなどを展開している富士興業さんの店舗の一部をお借りして社内研修を行いました。
今回の研修内容の目的は『樹脂ワックスとは異なる仕上ワックスの耐久性とメンテナンス方法』です。
なので、従業員さんの休憩室や営繕室がある社員用通路で、ある意味店舗内より歩行頻度が高い部分をお借りしました。
試験的に導入させてもらった仕上ワックスは、樹脂ワックスでもなくバフワックスでもないものになります。
でも、例えいいものだったとしても、自分たちの目で耐久性と光沢性を確認して、
メンテナンス方法をスタッフ全員がしっかり把握しなければ、お客様へ提案ができませんからね!
まずは、既存の床面ワックスを除去する「剥離(ハクリ)清掃作業」から開始です。
希釈した剥離剤を床面に塗布して、約10分ほど待ちます。
そうすると樹脂ワックスの分子である金属と樹脂の結合が溶解し分離してからポリッシャーを操作し既存ワックスを除去していきます。
2回ほど剥離作業を行い、すすぎ洗浄をしてから床面を十分に乾燥させます。
ところどころの黒ズミは汚れではなくPタイルの破損や穴で、
本来現場ではパテ埋めなどを行いますが今回は研修ということもあり、その工程は省きました。
充分に乾燥した後、新しい仕上材のワックスを塗布する前に特別な溶液を2回ほど塗布してから、
今回の目的であるワックスを塗布しました。
結果がよければ、作業コストが抑えられるので、お客様に対してコストを下げることも見込めます!
なので、スタッフ全員が研修中は真剣に学んでいました。
まずは1ヵ月後の様子を見て、再度ワックスを塗布してみての5月末ぐらいの結果を見て状況を判断していこうと思います。
それと、今年からスタッフや協力会社様の作業品質を統一するため、弊社作業マニュアル書を作成しました。