台風15号の影響で、エアコンの室外機が倒れるなどの被害が多く発生しています。
でも「倒れたものを起こすくらいなら…」と思ってしまうのが普通ですが、もし軽い気持ちで起こそうとした場合、思わぬケガをしてしまうことも。
素人が不用意に室外機を起こそうとすると凍傷になってしまうことも?
2018年に大阪を襲った台風被害でも、エアコンの室外機は多く倒れてしまいました。「倒れたものを起こすくらいなら自分で!」と起こしてしまい、室外機の管がねじれて亀裂が入っていることに気付かず、冷媒ガスが噴き出て凍傷になりかけたという事例もあります。
冷媒ガスは、小さな穴から勢いよく噴き出し、温度が零下になっていることもあり、触れると凍傷などの負傷する可能性があります。実際、大手空調メーカーのダイキンでも、転倒や破損の際には「自身で起こしたり修理しようとしたりは避けてください」と注意喚起をしております。
エアコンの室外機が倒れた場合は自身で起こさず業者へ連絡!
先程も言いましたが、倒れた室外機を起こそうとすると、倒れた際に管がねじれて亀裂が入って、最悪の場合冷媒が噴き出したり、感電することもあります。室外機が倒れた場合、真っ先にエアコンの備え付けを依頼した業者に、それがわからない場合はメーカーに相談しましょう。マーケティング・コミュニケーションズでも、電気工事士が在籍していますので、メーカー対応価格が高い場合はご相談ください。
台風通過後や自然災害の翌日は建物の外周をくまなくチャック!
アパートや戸建に住んでいるのであれば、室外機は比較的目に見える位置に置いてありますが、ビルやマンションでは室外機が屋上にあるケースがあります。
普段はあまり行く機会がない屋上ですが、心配な場合、管理会社や常駐している管理人さんに見てもらうよう依頼してみてください。その際も、管理会社さんや管理人さんにも漏電や冷媒噴き出しのことを伝え、自身で起こさないように伝言してください。予期せぬケガをしてしまうからです。
その他にも、ベランダ隔て板に破損はないか、高架水槽が斜めになっていないか、雨樋は大丈夫かなど、建物外周をくまなくチェックしてみましょう。破損個所があった場合は、ご自身触らず、すぐに業者へ連絡してください!
もちろん、チェックするのは、台風や自然災害が治まってからにしてくださいね(*^^)v