作業スタッフの健康管理も非常に大事!断水が伴う1槽式の貯水槽清掃の作業手順を徹底解説!

4月に汚水槽清掃を行った武蔵小杉のテナントビル、今度は5月28日に貯水槽清掃を行いました。1槽式のため、作業中は断水が伴うためテナントが入るこちらの物件は、人の利用がない夜間に作業を行いました。

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貯水槽(1槽式)清掃の作業手順を徹底解説!

こちらのテナントビルさんの貯水槽は2階に設置されており、オーナーさんが代変わりしてから一度も作業をしていなかったそうです。…相変わらず作業日の週末は本当に人通りや酔っ払いが多い武蔵小杉です^^;

断水が伴う1層式の貯水槽なので、作業日は事前に各テナントさんへ告知しています。今回は断水の影響がない「夜間」に行っています。また、貯水槽はその建物に住んでいる人・利用する人が飲み水として利用するので、作業に使う道具の衛生管理保管や消毒、作業員の検便(赤痢・サルモネラ・EHEC)を事前に検査して作業にあたります。

給水バルブを止め、ポンプの稼働を停止してから、貯水槽の水抜き作業に移ろうとした際に問題発生!外壁塗装をした時に、塗装屋さんが貯水槽のフタ部分のボルトも塗装してしまったようで、そこにサビも固着してしまったため、一切ボルトが回らず…。

立ち合いに来て頂いたビルオーナーさんの許可を得て、ボルト部の切断を急きょ実施!

数年貯水槽清掃をやっていなかったとのことだったので、槽内は汚れやパッキン劣化が目立ちます。

夜間作業ということで、照明を必要以上に用意しての作業!意外に昼間より明るく作業できています^^

2人体制だったので、1人が貯水槽清掃を行っている間に、先程切断したボルトの復旧作業!今回は無償でボルト交換を行いました!

槽内の清掃も終わり、消毒作業に入ります。

パッキンなどの劣化部を報告書用にまとめて貯水槽清掃作業は終了です!2回目の消毒してから水を貯水槽に入れていきます。その間に道具などの片付けや貯水槽外部の不具合箇所の簡易補修も行います。約1時間ほど経過し、槽内に水が溜まりボールタップという満水時に給水を止める装置が機能しているのかを確認!

止水確認ができたら貯水槽のフタを閉めて貯水槽清掃の作業は終了です。最後に貯水槽系統から採水し、残留塩素濃度測定と検査機関に提出する水質検査用の水を採水して現場は終わります^^

後日、検査機関から遅れてくる「水質検査結果報告書」と併せて、貯水槽清掃の写真付作業報告書を郵送にてお送りいたしますので、次回の貯水槽清掃作業まで大切に保管下さい。

いかがだったでしょうか。貯水槽の水は浴槽や洗濯だけでなく『飲み水』としても利用します。人体に取り入れるものだからこそ、菌やゴミが入らないよう、衛生的に管理することが大切になってきます。貯水槽を設置している建物管理者さんには、ぜひ定期的なメンテナンスや清掃を行ってほしいと思います。

 

清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
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もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

 

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