いつもお世話になっている川崎市のマンション管理組合さんから「天井の塗膜が劣化してポロポロ落ちてくる」と2021年の初めにご相談を頂き、来期予算に組み込むため見積りを提出。承認が10月に下りたので、11/12に共用部天井モルタル補修工事を行いました。

鉄骨が膨張して塗膜自体が膨れてしまっているという感じです。まずは浮き上がってしまっている塗膜やコンクリを剥離していきます。

古い建物構造なのですぐに骨組みの鉄骨が出てきました。

モルタルを塗る前に、密着性を上げるために剥離した箇所にプライマーを塗布していきます。

その後にモルタル補修を行います。

剥離した箇所全部にモルタルを塗り、乾燥を待ちます。

モルタルが十分に乾燥したことを確認後、塗料を塗っていきます。

この日は天気が良く湿度も低かったため、乾燥までの時間がそんなに掛かりませんでしたが、このモルタル補修工事は季節や天候などで左右します。

このマンションには、コンクリートが膨張して塗膜にクラック（ヒビ）が入ってしまっている箇所が2か所。もう1カ所も同様に行っていきます。

叩いただけでボロッと取れてしまうぐらいです…。こちらも同じ工程で補修工事を行いました。

ただでさえ予算が膨大に掛かる大規模修繕時に、こういった補修工事を行うとコストがさらに膨れ上がってしまうので、近年ではこのように小規模修繕工事で小まめ補修していくという管理組合さんも増えてきましたね。

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