エントランスドアの開閉スピードが速い、扉が合わない、そんな時はフロアヒンジの交換のサイン

鵠沼海岸商店街にあるマンションエントランスドアのフロアヒンジが経年劣化でビスが無くなり、その隙間から土砂や雨水が入り込み床材とプレートが盛り上がり、ドアの開閉をするたびに擦れてしまう事例です。

既存のフロアヒンジはサビと土砂で酷いことになっていますね^^;新規取付に当たって土砂や雨水が入らないようモルタルも打っていきます!

■ フロアヒンジとは?サビ付く原因は?
玄関ドアには、通常ドアクローザーという装置があり、玄関ドアや室内ドアの上部に取り付け、閉扉時の「バタン」という音の発生を防いだり、開扉状態で固定したりといった機能をドアに持たせるための装置です。
フロアヒンジはドアクローザーと異なり、床下に装置が埋め込まれています。本来、ドアを安全な速度かつスムーズに閉じさせる機能がありますが、フロアヒンジが錆つく事により、機能が低下してしまう原因になります。フロアヒンジが錆びる原因は雨水がケース内に侵入する事が主ですが、床の清掃に使われた水が流れ込む事も錆の原因です。
フロアヒンジが錆だらけになると、スムーズにドアが閉まらなくなる事があるほか、過度な腐食がみられるとケースが上に浮き上がってしまい、扉が押し上げられてドアの開閉が行えない症状もみられる場合があります。そのようなフロアヒンジの錆、腐食がみられる場合、本体またはケースも一緒に交換する必要があります。

フロアヒンジ交換工事に対し、まずは既存ドアを取り外す作業を行います。これがまたサビが固着して上部のはめ込みが取れないという感じです。

ドアを外したら、次に既存フロアヒンジを取り外していきます。サビと土砂で取り外すのが大変…^^;

ようやく既存フロアヒンジを取り外すことができました!もはや掘削工事です(笑)

で新規で取り寄せたフロアヒンジです。既存フロアヒンジと比べると全くの別物に感じますね(笑)

寸法などを測り、新しいフロアヒンジをセットしたら周りに養生をしてモルタルを入れていきます。併せて浮いてしまった長尺シートの補修も行います。

これで初日の施工は終了。翌日まで十分に乾燥させておきます。今回はマンションエントランスドアだったので、カラーコーンなどを設置して入居者さんに支障が出ないよう配慮します。

翌日十分に乾燥しているかを確認してから既存ドアの取付です。

既存ドアを取りつけつつ、建枠がずれてしまっているのを微調整。

既存ドアが取付終わったら新規プレートを付けていきます。両サイドのフロアヒンジを交換して作業終了です!

エントランスドアの開閉スピードが速い、両方の扉が合わない等の場合、フロアヒンジの交換のサインです。実は、エントランスドアのエントランスドアは通常ガラス扉でかなり重量があります。

壊れていると強風時や開閉時にもの凄いスピードでドアが早く閉まります。マンションオーナーさんやビルオーナーさんは、入居者さんから開閉音のクレーム、ドアによる人身事故が起こる前に交換することを検討してみてはいかがでしょうか?

 

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