御影石の汚れは清掃(クリーニング)だけでは完全に落ちない!御影石メンテナンスを解説

オフィスビルやマンションのエントランス、玄関土間などで多く使用されている『御影石』。スポット清掃でもご依頼される床材なのですが、『定期清掃してもらっているけどキレイになった感じがしない…』とご相談を頂くことがあります。

たしかにビルクリーニング業界では、御影石などの石材は定期清掃時ポリッシャーでの水洗いで、表面の汚れだけを取ることが多いです。しかし経年で汚れや水分が石材内に染み込んだりするので、いくら定期清掃のときに表面の汚れだけを取り除いても、染み込んだものを落とすことはできません…。

 

そんな御影石に染み込んでしまったシミ汚れ、諦めないでください!

私たちはビルメンテナンスのプロフェッショナルとして、床材として使用されている石材はもちろん、ビル・マンションの外壁に使われている石材もゴンドラやロープ高所作業でメンテナンスも行っています。

石材に染み込んだシミはもちろん、石材の研磨も行っています。今回は、光沢が無くなってしまって、くすんで見えるのでコーティングを含めた玄関土間の石材研磨を7月28日に行いましたので、その様子をご紹介しながら、石材メンテナンスを解説していきます。

石材研磨をしてコーティング仕上をする流れを解説

まずは当たり前ですが、施工箇所の周りを養生していきます。特にしみ抜き作業の場合、強めの酸性洗剤を使用するため、カーペットの境がある玄関土間などは慎重に行います。

養生が終わったら石材研磨をする対象箇所のゴミやホコリを取り除きます。

清掃用とは違う重さ10キロあるパッド台に研磨用のダイヤモンドパッドを取付。…ちなみに1セットかなりお高いです^^;

ダイヤモンドパッドを取り付けたら、これまた清掃用とは違う重さ40キロあるポリッシャーで石材を研磨していきます。

今回は目立ったシミなどはないので、水を使って研磨。シミがある場合は酸性洗剤を浸け置き(湿布作業)なども行って、石材本来の色味を出します。石材研磨の様子を短いですが動画にまとめてみました。

ポリッシャーが当たらない箇所はハンド研磨機などを使って研磨をしていきます。

全体を研磨したら最後にコーティングをしていきます!

コーティング剤塗布したら乾燥させます。通常、石材研磨&コーティングは光沢計を使って、作業前の光沢値と作業後の光沢値を計測するのですが、今回は居住者さんから「そこまでしなくてもいいよ」と言われていたので光沢値計測は行っていません。

石材メンテナンスについてはこちらのページにまとめています。

石材クリーニング・メンテナンスは、その石材でクリーニング方法やメンテナンス方法、汚れ内容によって変わってくるので最適なメンテナンス方法を提示してくれる清掃業者を選別する必要があります。その際、必ず現地調査をしてもらってから見積もりをしてもらうようにして下さい。

石材クリーニング・石材メンテナンスは、石材素材によって方法は変わり、非常に難しいので対象の石材を見ずに見積してくる業者に依頼した場合、ほぼほぼ失敗します。現地調査・見積もりはセットですのでご注意くださいね!

 

清掃費についてお悩みの方へ
次のようなことでお悩みでありませんか?
・現在頼んでいる定期清掃の価格は妥当なのか
・定期清掃の年間コストを下げたい
・今より丁寧な作業をしてくれる業者はいないか
・どのような頻度で定期清掃を頼めばいいか
もしも、清掃についてお悩みのことがあれば、どんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

 

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