給水ポンプユニットの交換費用は?耐用年数は?減価償却など気になるアレコレ

床定期清掃やガラス清掃、年1回の貯水槽清掃などでお世話になっている茅ヶ崎市の養護施設さんから「貯水槽の隣にあるポンプから大きな音がなっている…」とご連絡を頂き、早速現地調査へ伺いました。

◆ポンプについて
ポンプ(ユニット)は給排水設備の要です。ビルやマンションのポンプには、各部屋に水を供給する「給水ポンプ」や、地下から汚水を吸い出す「排水ポンプ」などの種類があり、建物規模・用途によって最適な機器の選定が必要となります。

 

こちらの養護施設さまは、「自動給水装置用ポンプ」で、水道の水の出が悪いところ、断水の多いところ、 3~6階建てのビル・マンション・アパートなどの 自動給水用に使用するポンプで、 貯水槽から各戸に直接圧力を加え水を送水するタイプです。

養護施設などでは、洗濯やお風呂など、時間帯によって大量に水を使うため、1つの水道管だけでは水量と圧が不足するため、貯水槽を設置しています。

昼間はそんなに気がつかないのですが、車の往来などが少なくなる夜間はこの音がかなり気になるレベルになります。また、こちらの養護施設さまは住宅街の中にあるため、近隣の方に迷惑が掛かる前にどうにかしてほしいとのことでした。

 

今回の介護施設部品が磨耗していて、ポンプから水も出てしまっています。その箇所だけの部品交換だけだとすぐに他のところもガタが出てくるということで、メーカー保証や施工保証もある全交換のお見積もりをさせて頂きました。

給水ポンプユニットの交換費用はいくらぐらい?

不動産運営だったり施設運営をしていて悩みのタネが突発的な「修繕費」ですよね。

毎月かかる管理費や退去に伴うリフォーム費用などはあらかじめ見込んでいると思いますが、突発的な雨漏り、オートロックの故障、配電盤・分電盤の故障などが発生すると、1回にかかる費用も多額になります。

 

給水ポンプの故障もポンプ自体の価格も高いので、工事費などを入れるといくら掛かるか不安ですよね…。

 

ポンプ自体は貯水槽などの容量によって異なり、基本的には既設されるものと同等品になります。そこに「工事費用」「撤去費用」「処分費用」などが掛かってきて、150万円~300万円ほどになります

こちらは今回弊社で作成した見積になりますが、給水ポンプ自体の定価は「¥1,769,800」。意外と高いですよね…。

 

もちろん定価ではなく専門業者なので卸値があり、既設ポンプの同等出力品にもよりますがお安くはできます。

 

給水ポンプは本体価格が高いので、壊れて取替えとなると大きなコストになります。年間コストはありますが日常点検や定期点検など、保守管理業者などへ小まめなメンテナンスを依頼する方が、何かあってからよりコストを抑えることができます。

 

マコムは現地調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。

給水ポンプユニットの耐用年数はどのくらい?

もちろん、給水ポンプユニットにも寿命があります。故障したら修理になりますが、修理費が新品以上の金額だったり、故障頻度が多く断水になり建物利用者に不便さを与えたり、消耗品などがすり減って大きな異音を発生させ、近隣に住んでいる方に迷惑をかけることもあります。

 

では、いつ頃が給水ポンプユニットの交換時期なのか?

 

設置して最初の数年(約2~3年ほど)は、メーカーの企業努力・技術の進歩により故障もほとんどありません。でも、ポンプにはゴム部品や消耗品、制御基板が付いているので「故障」が発生します。

 

目安として、一般社団法人リビングアメニティ協会が発行している「給水ポンプシステムの保守管理・整備診断について」内で掲載されています。

出典元:一般社団法人リビングアメニティ協会「給水ポンプシステムの保守管理・整備診断について」

 

こちらから抜粋すると給水ポンプユニット本体や付属部品の目安がわかります。

 

※あくまで目安です。規模や設置環境によって異なります。

 

古いポンプについては、こちらの表のように様々な部品が付いているので、様々な部品が故障しても当然なのです。メーカーなどプロが見ても、プリント基板がいつ壊れるかという判断は難しく、予兆なく壊れることもあります。

壊れたらその箇所の部品交換をする修理だけでも良いのですが、いろいろな部品に寿命が重なり、1カ所修理をしても「翌月には別の箇所が故障した…」なんてことも起こります。

 

ポンプは給水ポンプの心臓部でもあり、一番高額な部品でもあります。この部分の故障が起きるのは8~12年目あたりが多く、この時期に給水ポンプユニットの更新を考えないと、修理や故障が続き、またいろいろな部品の寿命が重なりますので、急な修理費用がかさみ、更新する時期を逃してしまうことになるからです。

 

マコムではポンプ本体が故障時に給水ポンプユニットの更新(交換)をおススメしています。

給水ポンプユニットの更新(交換)に対する減価償却は?勘定科目は?

建物のオーナーさんや施設の経理の方などが気にされるのが「減価償却」ですよね!

金額にもよりますが「給排水設備」なので15年の償却になります。また、ここからは税務署の判断になりますが、給水ポンプユニット更新工事は、直しではなく買替と判断されることが多く、修繕費としてではなく固定資産取得になることも…。

 

部品交換などを行って同じものを使用しているのなら修繕費になりますが、更新工事の場合、固定資産取得(その他固定資産)になることもあり、耐用年数などにもよって異なります。「なんだろうなんだろう…」となっていたら、迷わず税理士さんに相談してみることをおススメします。

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