11月末頃に剥離清掃のご依頼を頂いていた横浜市の一般社団法人さんですが、すでに12月の予定が埋まってしまっていたので、無理を言って年明け1月に変更させて頂きました。
今回は2021年仕事初めでもある1月4日に入らせて頂き、当初剥離清掃のご依頼でしたが、さほどワックス層が厚くなかったので、スコッチパッドによる減膜洗浄を行ったのでその様子をご紹介します。
物件はヒールマークやワックス内部に汚れが入り込んでいる状況で、「こういう床汚れは剥離清掃をした方が良い」という他のネット情報を元にご依頼があり、創業してから初めて現場を見ないまま現場入りしました^^;
確かに汚れが目立ちますが、剥離清掃をするほど汚れていませんし、これぐらいで剥離清掃のご依頼は、剥離清掃費用がもったいないです(笑)
こういった場合は、マコムが古いワックスを取り除く剥離清掃をしないで、3種類のケミカル剤とある専用ポリッシャーパッドで、既存ワックスを大幅に減膜する方法で今回は行いました!茶パッドや緑パッドで床材を傷付ける方法ではないので、剥離清掃をご検討中なら要チェックの記事になるかと思います!
剥離清掃というと、温水または高温水に剥離剤を約50倍ほど希釈して剥離対象の床材に撹拌していくのですが、今回の大幅減膜洗浄方法は、3種類のケミカル剤を約500倍と薄い希釈液にも関わらず、古いワックスを取り除いていく方法!ペール缶を忘れてしまったので、10ℓバケツに希釈液を作りました^^;
この希釈液を、床面に塗布して約15分ほど反応を置きます。その後は、隅をスコッチやケレンなどで汚れを取り除いていきます。剥離剤のように滑るリスクもありません。
たった1回の洗浄だけで、既存ワックスを大幅に減膜し、今回のようなそんなにワックスが積み重なっていない物件であれば、あっという間にワックスがない床材そのものになります。ここからBefore・Afterの写真をご覧ください。
滑る危険があって、価格も高い、作業時間が掛かる剥離清掃と異なり、低コストで剥離清掃後のような仕上りになるのが『マコムの既存ワックス減膜洗浄』です。
茶パッドや緑パッドなど、従来の剥離清掃や洗浄で使われている研磨が粗いパッドではなく、アメリカでしか販売されていない粒子がきめ細かいパッドで洗うことで、ワックスの減膜を可能しています。
また、その後定期清掃になるのか、それともスポット清掃なのかによって仕上がり方が違います。
- 定期清掃を行っていくのであれば、下地剤2層+光沢復元剤入りワックス2層→定期清掃時は洗浄後磨く、光沢が無くなったらリコート(ワックス再塗布)
- スポット清掃であれば、黄変・黒ずまないワックス2層~3層塗布して引渡。その後のフロアメンテナンスは洗浄→ワックス→剥離清掃
もちろん、その時は定期清掃を考えていなくても、仕上りを見て年1回でも依頼を考えるのであれば、2回目ご依頼の際、再度減膜洗浄を行い、よりグレードが高い下地剤+ワックスで施工を行います。
もう、「剥離清掃」という高コストの作業を依頼するのはやめませんか?
清掃費についてお悩みの方へ
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