208年1月24日に着工した横浜市関内のオフィスビル専有部OAフロア化工事が完工しました。
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お客さまに当初お出ししていた工程表より4日早くOAフロア化工事が完工しました。施工写真を撮ったのご紹介します。
既存のタイルカーペットは使いまわすということで、隅から養生テープでマーキングし、丁寧に剥がしていきます。
また、OAフロアにすると約5センチ上がるため、既存の巾木の位置が変わるのですべて撤去していきます。
Pタイルとタイルカーペットの糊付けもそこまでべっとりくっ付いているところもなかったので、当初2日間予定していた既存タイルカーペット撤去が1日で終わりました。
翌日、メーカーに注文していたOAパネルが納品。オフィスビルでエレベーターが1基しかないので、人の出入りを気にしながら搬入をしたので、搬入だけで半日以上かかりました。
その間に凹凸がある床面の高さレベルを合わせるためにパンチカーペットをPタイルの上に敷きつめます。通常は下地調整などでレベルを一定に保つのですが、オーナーさんから予算削減もあり、下地調整が弾かれたので、ここはある意味職人さんの知恵と言える部分ですね。
無事に全部のOAパーツが専有部に搬入でき、今度はこのパーツを床面に敷き詰めていきます。
メーカー施工ということもあり、やはり作業時間の効率性など違います。
あっという間にOAパネルが敷き詰められていきます。
OAフロア化工事をすると約5センチ上がるので出入り口の扉付近にスロープを作らなければいけません。こちらの寸法は、既にOA化した別フロア専有部の寸法に合わせています。
OAパネルを敷き詰めたら、今度は既存タイルカーペットを糊付けしOAパネルに貼っていく作業です。1枚1枚糊付けしていくので、かなり時間と労力が費やされる部分です。
その際、元々床下から配線が出ていた部分はOAパネルを固定せず、いつでも配線が出せるように残しておきました。この配線などは、入居するレイアウトが弊社ではわからないので、次に入ってくるテナントさんが発注している工事業者さんがわかるように、タイルカーペットの上に養生テープを貼り、目印を残しておきました。
すべてのタイルカーペットを糊付けして貼ったら終わり、ではなく剥がしたソフト巾木を取り付けていく作業になります。
専有部のすべてにソフト巾木を貼り、職人さんが隅々までチェックして完了です。当初31日に検査・引渡日だったのを29日に前倒ししてもらい、問題がなければすべての工事は完了です。
職人さん、メーカーさん、色々とありがとうございました。このオフィスビル内で他にも、各階廊下共用部のカーペット張替工事、全棟窓枠カバー工法工事などのお見積もりを出しているので、今後も色々とお世話になると思いますので、引き続き宜しくお願い致します。
取り急ぎ、窓が落ちそうな箇所が2か所あるので、オーナーさんの予算内でできるかどうか、色々と頑張っていこうと思います。