カーペットタイルの中は汚れの宝庫!目立たないけれどタイル内は意外と汚れているんです。

9月よりビルメンテナンス事業部で新規の大和市入札3案件がスタートしました。

受託内容はそれぞれ「床面定期清掃」「床面剥離清掃」「ガラス清掃」「カーペット清掃」で、9月は1案件のカーペット清掃実施月にあたり、9月の3連休の最終日の月曜日に作業を行いました。

実施箇所はキッズルーム、映写室などがある中、メインは㎡数が多い図書室です。

まず除塵で全体をバキュームをかけ、ホッチキスの芯などがあればペンチで取り除いていきます。繊維の中に入った細かいほこりや土砂をじっくりと回収していきます。意外とここが重要なんですよね。

また、シミや汚れ、ガムなどの固形物がある場合は、予めシミ抜き作業や固形物を除去しておきます。

シミには水溶性のシミ、油性のシミ、ガムなどの固形物があって、それぞれに応じた洗剤を使い、1つ1つ手作業でハンドスプレー・ハンドブラシなどを使用して除去していきます。シミがいっぱいあると本当に時間が掛かる作業のところです^^;

こういったシミや汚れを頑張って取って、前処理剤の散布に入ります。大型スプレーヤーで材質に応じた洗剤を入れて希釈します。そしてじっくり隅々まで散布していきます。汚れに応じた希釈率は何より大事で、経験が必要になってきます

散布後、3分~4分でカーペット内の汚れが浮き上がってきます。このときにブラシパットでシャンプー作業に入ります。ジュースやガム・油などのシミをシャンプーで取り除き、ブラシで洗浄していきます。奥の方にまで洗剤が浸み込むようにゆっくりと洗浄していきます。

シャンプー終了後は時間をおかずにリンス作業に入っていきます。エクストラクターで熱湯を高圧で吹き付けておくに入り込んだ土砂やホコリをはじき出して、その後汚水を回収していきます。

じっくり丁寧にカーペットにリンス剤・吸水・ブラッシングを行うエクストラクターを回していきます。

エクストラクターを使用することで、汚水の回収だけではなく、起毛・消臭・除菌の効果が発揮されます。汚水を見てみるとどれだけ汚れていたのかわかりますね・・(;O;)

これだけの汚れがタイルカーペットには付着しているんです!

最期に空調と送風機を使って乾燥させていきます。もちろん汚れがヒドイ箇所がある場合は、2回~3回繰り返して作業を行っていきます。カーペット清掃の流れはこのようになっています。

カーペット洗浄清掃の流れと汚れ具合
バキュームでゴミやホコリを吸い取ります。ホッチキスの針はペンチなどで取り除きます。
噴霧器を使って前処理剤をカーペット面に噴霧し、汚れを浮き上がらせます。
バルチャーやポリッシャーを使ってカーペット内に入り込んだ汚れをかき出します。
かき出した汚れをエクストラクターで吸い取ります。先端から水を噴射しながら同時に汚れと汚水を吸引します。
送風機を使って乾燥させ、備品や什器を元に戻して作業終了です(場合によっては空調機を使わせて頂きます)
回収した汚水です。大抵の場合、このような真っ黒な汚水です。これだけの汚れがカーペットにあります。

来月は同じ建物のガラス清掃、再来月はココともう一つの入札案件の床面定期清掃があるので、引き続き頑張って丁寧な作業を行っていこうと思います。

カーペット洗浄清掃についてはこちらで詳しく解説しているのでご覧ください。

関連記事一覧

目的別に探す

対応エリア

PAGE TOP