ドアの建具メーカーさんのショールームで吊り天井パネルを固定する工事を行いました。

7月4日に横浜にある建具メーカーさんのショールームを創作物の天井固定改装工事を行いました。ご相談を頂いてから施工日まで日数がかなり少なかったので、職人手配などでバタバタしましたが何とか最終日までに仕上げることができました。

 
 

事前にお客様から創作物の図面を頂いていたので、当日作業開始前に、墨出し・固定方法を作業前に打ち合わせ。

当初、お客様のご指定日は6月後半だったのですが、弊社の予定と合わず、お客様の方で事前に創作するレール施工はやってもらったので、そのレールと吊り天井部の墨出し。

ショールームの床が一段上がっているため、歩行すると墨出しレーザーが揺れるということがありましたが、スケールでしっかりと寸法を測ります。

吊り天井を支える資材を取付に掛かります。今回使用した資材がこちらです。

吊り天井を支える資材が付け終わったら天井部になる木板を取り付ける作業です。

油圧ジャッキを使用して少しでも下のレールの寸法からズレないように上げていきます。機材準備などさすが職人ですね^^

上げた天井板を資材とつなぎ合わせていきます。下のレールと少しのずれも起きないよう、少しずつ調整して本締めをしていきます。

当初の打ち合わせと見積内容が異なっていたため、作業が2時間ほど掛かりましたが完成。あとはこの天井板にクロスとレールを取り付けていきます。

上部レールとスライドパネルの取付はお客さまの職人さんがやるということなので、次の作業です。部屋を想定としたところなのですが、赤枠で囲んだ仮補強で置いてある柱2本を取り除くと、強度が弱くなって落下することを防ぐために、天井と天井板を固定する作業です。

当初、打合せと見積もりでは、ショールーム内の天井板横連結、引き上げ、天井固定だったのですが、お客さんの工事部隊がすでに天井板を連結、引き上げていたので、逆の工程を行わないといけなくなったので、当初の算段と狂ってしまい、職人たちは慌てはじめます…。

ショールームの天井板と天井の間に入り込んで、天井と天井板を固定する作業をしています。本当にこれは大変です。

資材を天井に固定し、そこから延びる資材を天井板に固定します。

これだけでは地震などがあった場合、天井板が落ちてきてしまうので、補強で筋違を入れておきます。こうすることでより強度が増します。

お客さんの都合で14時までに仕上げてほしいということなので、職人さんはお昼ご飯を食べずに黙々と作業を続けています。

いよいよ作業も大詰め!補強がちゃんとされているかをチェックして、あとは天井からの垂れている資材を目立たなくさせるよう、天井色のクロスプレーを塗っていきます。

無事に天井と天井板の固定作業が終了です。私たちの作業はここまでですが、あとはお客さんの施工部隊でクロス貼り、自社製品の建具などを施工していきます。

別件で同じお客様へ伊勢原の工場の方で間地切り工事工事の見積も出しているので、どうなるかですね^^

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